2020年08月14日

Nel contagio 3

ありがとうございます!
私の「聴く」が、あなたに「効く」
そして、それが、あなたの「輝き」に変わります。
「あなたの働き方改革コンサルタント」の 嘉藤真弘です。

「感染症とは
僕らのさまざまな
関係を侵す病だ」

パオロ・ジョルダーノです。

「コロナの時代の僕ら」に出会ってしまったのです。

ところが、

ところがSARS-CoV-2
のやり方はもっと大胆だった。

そしてその無縁慮な性格ゆえに、
僕らが以前から知識としては知っていながら、
その規模を実感できずにいた、
ひとつの現実をはっきりとこちらに見せつけている。

すなわち、
僕たちのひとりひとりを
ーーーたとえどこにいようともーーー
互いに結びつける層(レイヤー)がどれだけたくさんあり、
僕たちが生きるこの世界がいかに複雑であり、
社会に政治、
経済はもちろん、
個人間の関係と心理にいたるまで、
世界を構成する各要素の論理がいずれもいかに複雑であるかという現実だ。

彼が、この文章を書いているのは、
2月29日、
うるう年の2020年の土曜日です。

この時、世界で確認された感染者数は85,000人を超え
中国だけで80,000人近く、死者は3,000人に迫っている。
少なくとも一か月前から、
この奇妙なカウントが彼の日々の道連れになっているとのことです。

現に、この土曜日、
ジョンズ・ホプキンス大学がウェブで公開している世界の感染状況を集計した地図を
目の前の画面に開きっぱなしにしてあるのです。
地図上で感染地域は灰色の背景に鮮やかな赤色で示されています。
警告色です。

配色はもっと慎重にきめてみてもよかったかもしれない。
でもきっと、ウイルスは赤、緊急事態は赤、と相場が決まっているのだろう。
中国と東南アジアはたったひとつの大きな赤丸の下に隠れて見えない。
しかし、残りの世界も赤いぶつぶつだらけだ。
発疹は悪化の一途を遂げるに違いない。

このように語っています。

さらに彼は、
イタリアは、この不気味な競争の上位入賞を果たし、多くの人を驚かせた。
と伝えます。
そして、
これは偶然の産物だとも。

数日のうちに、
ひょっとしたら突然、
ほかの国々が僕たちよりもひどい苦境におちいる可能性だってある。

今回の危機では「イタリアで」という表現が色あせてしまうのです。

今、僕たちが体験している現実の世界では、
どんなアイデンティティも文化も意味をなさない。
今回の新型ウイルス流行は、
この世界が今やどれだけグローバル化され、
相互につながり、
からみ合っているかを示すものさしなのだ。

僕はそうしたすべてを理解しているつもりだが、
それでもイタリアの上にある赤丸を見れば、暗示を受けずにはいられない。
みんなと同じだ。
僕のこの先しばらくの予定は感染拡大抑止策のためにキャンセルされるか、
こちらから延期してもらった。
そして気づけば、予定外の空白の中にいた。
多くの人々が同じような今を共有しているはずだ。
僕たちは日常の中断されたひと時を過ごしている。

どんな時間でしょうか???

それはいわばリズムの止まった時間だ。
歌で時々あるが、ドラムの音が消え、
音楽が膨らむような感じのする、あの間に似ている。
学校は閉鎖され、空を行く飛行機はわずかで、
博物館の廊下では見学者のまばらな足音が妙に大きく響き、
どこに行ってもいつもより静かだ。

このように発信しています。

パオロ・ジョルダーノ

研ぎ澄まされた感受性を感じませんか?

しばらくお伝えします。


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posted by 嘉藤 真弘 at 19:48| Comment(0) | その他
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